大谷翔平を裏切る最中に送った「LOL」 水原氏の“軽薄なやり取り”に米識者も困惑「ここまで常軌を逸しているとは」

あまりに生々しいやり取りだった。いま、国際的に波紋を広げている水原一平氏の起こした一大スキャンダルだ。

現地時間4月11日に米連邦捜査局が開いた記者会見で「銀行詐欺罪」で起訴が発表された水原氏。結果的に大谷翔平(ドジャース)の潔白が証明されることになった同会見では、2018年から専属通訳を務め、世間が「兄弟のような関係」と見ていたスーパースターからの信頼を利用するような悪質な手口が次々と明るみになった。

 11日に公開された検察側からの訴状によれば、同氏は大谷の口座から1600万ドル(約24億5000万円)を関係者たちの把握していないところで違法賭博の胴元に送金。総損失額が1億8290万ドル(約279億8370万円)に及んだギャンブルで抱えた負債の支払いを行っていたという。この際に口座利用の通知が大谷本人に届かないように設定を独自に変更するなど、綿密に偽装手口に衝撃は広まった。

 金額規模を考えても前代未聞のスキャンダル。その事実だけで十分にショッキングだったのだが、より大きなハレーションを生んだのは、水原氏と違法賭博の胴元が交わしていたテキストメッセージだった。

 21年9月から違法賭博を開始していたという水原氏は、22年11月に「もうスポーツ賭博なんか嫌になるよ(笑)。もう1回賭けさせてもらうチャンスはある? 支払いは気にしないでくれ」とメッセージ。さらに23年6月にも「ついてないなぁ。最後に賭けられる? これが大幅な損失前の最後だ」「まずいな笑 最後の最後の最後のお願いで、賭けられる?これが本当の最後」とも送信。異様なほどにギャンブルにのめり込む姿がうかがえる。

 胴元側から「いろいろ払ってから賭けろ」と“警告”を受けてもいた水原氏。にもかかわらず、彼が日本語で「(笑)」を表すスラングに当たる「LOL」を幾度となく使用した軽薄なやり取りには驚きを感じざるを得ない。

 無論、一連のやり取りを知った米識者からも愕然とした反応が見られた。米ポッドキャスト番組『The Rich Eisen Show』のホストを務めるスポーツジャーナリストのリッチ・アイゼン氏は、「100年が経っても、ここまで常軌を逸した行為をする人間がいるとは思えない」と水原氏の一連の行為を糾弾。そのうえで「LOL」を使用したメッセージに苛立ちを隠さなかった。

「LOLだって!? 本当かい……。これがあの通訳から送られたのか? 狂っているよ。私が現時点で言えることはショウヘイ・オオタニが無実だと聞いて感激しているということだ。私はこの狂気的な事実を知らなかったんだ」

 現地時間4月12日にロサンゼルス市内の地裁に出廷した水原氏。マイケル・フリードマン弁護士を通じて、「大谷氏、ドジャース、メジャーリーグ、そして彼の家族に謝罪したいと望んでいる」とされたが、その言動に対する反響はしばらく落ち着きそうにない。

画像引用元:Getty Images

記事引用元:ココカラネクスト

ネットの反応

Aさん
Aさん

ここまでの人間が大谷の一番そばにいたとはね…。大谷の周囲にはたくさんの人がいただろうにこれまで気付く事ができなかった不思議。あれほどべったり一見献身的にフォローしていたのはバレないためだったのかと今では妙に納得する悲しさよ。

Bさん
Bさん

大谷の通訳に選任された時に一人ほくそ笑み、大谷が常人では考えられないような努力の上に手にしてきた報酬に悪びれることなく手を付けていた。その額24億以上。本人は謝りたいと言ってるようだが、もはやそんなレベルではない。大谷本人が疑われる事態に発展したし、当初はキャリア終焉の可能性もあった。日本が世界に誇るスーパースターをそんな事態に巻き込んでおいて、謝りたいは無いだろう。ここまでメンタルが脆弱で依存の強い人間はどんなプログラムを受けても結局は再犯してしまうと思う。クスリやアルコールでどうかなっても、もう驚くことはない。

Cさん
Cさん

大谷さんの年俸は、水原氏が最初に盗んだとされる2021年は3億円ちょっと。エンゼルス移籍時は5,900万円からスタートして、数々の批判を結果で黙らせ、手術を乗り越えてここまで来たのに、その時からのお金全部ギャンブルに使ったとは、どんな人でなしなんだよ。
お金を盗んだことは許されないが、それよりも恐ろしいのは、嘘の報告をして大谷さんのキャリアを脅かせたことだよ!口から出まかせの嘘をついて、大谷さんも関わっていたかのような印象をみんなに与え、ドジャースでの輝かしいスタートに泥を塗った。
通訳は、訳してくれたらもう誰でもいい。そして今後は代理人事務所も日本語がわかるスタッフを置いて、ちゃんと大谷さんをサポートして!

Dさん
Dさん

これでは常に大谷さんの近くにいて、日本語話せる人を近づけないようにしていたんでしょうね。エンジェルスに移籍した時から大谷さんのお金狙ってたんでしょうねこの人は。日本も本当にカジノ作るの?こんな人がいっぱいできますよ。
ギャンブル依存症の周りの人は不幸だらけです。経済の為とか言って不幸な人を増やすのが日本の政治家ですか?

コメント引用元:yahooニュース

水原一平

水原 一平(みずはら いっぺい、1984年12月31日 – )は、日本人の元通訳者である。大谷翔平の専属通訳として、2017年から2024年まで大谷のメディア出演やチームメイトとの交流の際に日英・英日の通訳を務めたことで知られる。

6歳まで北海道苫小牧市で過ごし、1991年に和食料理人の父・英政がロサンゼルスで板前を始めたことを機にアメリカ合衆国へ移住。

学生時代はロサンゼルス郡東部ダイアモンドバーのシャパラル中学(Chaparral Middle School)、ダイアモンドバー高等学校(英語版)に通学した。高校ではサッカー部とバスケットボール部に所属。高校サッカー部では控えのゴールキーパーであった。

2007年にカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業と報じられていたが、2024年3月に同校はNBCのロサンゼルス局の取材に対し、「彼が通っていた記録はない」と回答したと報じられた。

通訳者として
ロサンゼルス・ドジャースに所属していた野茂英雄の活躍によってMLBに興味を持ち、2012年2月のスプリングトレーニングが始まる前に岡島秀樹の専属通訳としてニューヨーク・ヤンキースに採用されたが、岡島が仮契約中に行われたフィジカルチェックを左肩に異常が見つかり身体検査をパスできず契約解除となったことに伴い、2012年2月17日(日本時間18日)に水原の契約も解除された。しかし、有料スポーツ専門サイトのジ・アスレチックは、エンゼルスのメディアガイドには、「水原氏はレッドソックス後の2012年のスプリングトレーニング中、ヤンキースで岡島の通訳を続けた」とあり、後に経歴について疑問を投げかけていた。また、レッドソックス時代に岡島秀樹の通訳を務めたと言われていたが、レッドソックスは2012年2月22日に「ミズハラがいかなる形でも球団のために働いていたことはない」と否定する声明を発表した。

その後は帰国し、2012年からは北海道日本ハムファイターズの球団通訳となり、ブランドン・レアードやクリス・マーティンなど、日本ハムに所属する外国人選手の通訳や生活のサポートを務めた。選手たちに「連絡があったらすぐ駆けつける」と約束し、選手の家族にまで配慮を行った。

日本人選手からも好かれており、「一平ちゃん」との愛称で呼ばれた。また、陽岱鋼(当時日本ハム所属)とは特に仲が良く、たびたびキャッチボール相手を頼まれた。

マスメディアによる外国人選手たちへの取材に協力的で、記者たちから好評であった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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