藤岡康太騎手の合同葬で武豊騎手 顔を覆い号泣「康太、ありがとう。そして、お疲れさまでした」

 滋賀県の栗東トレーニングセンターで4月15日、10日に落馬事故で逝去した藤岡康太騎手(享年35)の日本中央競馬会と日本騎手クラブによる合同葬が行われた。祭壇には笑顔の藤岡康騎手の写真が大きく飾られていた。

 東西からたくさんの騎手、調教師、馬主ら関係者が集まり、故人に別れを告げた。

 葬儀副委員長を務め、弔辞を述べた日本騎手クラブ会長、武豊騎手(55)は顔を覆って号泣し、おえつしながらも天国の藤岡康騎手へ思いを届けた。

 武豊騎手「今日のこの日、私が藤岡康太くんへの追悼の言葉を述べることは…とてもつらく、残念でなりません。康太の遺影を前に、胸が締め付けられる思いです。亡くなって数日たった今でも、受け入れることができません。残されたご家族の悲しみはいかばかりかと拝察いたします。いつも康太の周りには人が集まり、後輩からも慕われ、相談を受けていましたね。年上の騎手からの信頼もとても厚く、騎手会の役員に早くから選ばれるなど、中心の存在でした。このところの活躍は目を見張るものがあり、期待していました。事故が起こり、かけがえのない人を失ってしまったことは、誠に痛恨の極みです。今後、君の思いを胸に乗っていきます。我々はあなたのことを忘れません。心よりご冥福をお祈りいたします。康太、ありがとう。そして、お疲れさまでした」

画像引用元:UMATOKU岩田 大補

記事引用元:UMATOKU

ネットの反応

Aさん
Aさん

豊ジョッキーが人前で号泣する姿というのはあまりお見かけすることがないし、土日の競馬でも康太ジョッキーのことを思い、涙する関係者の方々を多数テレビなどで拝見しました。如何に康太ジョッキーが愛されていたジョッキーだったんだなと改めて感じました。

Bさん
Bさん

勝っても負けても感情を爆発させることの少ない人が号泣し言葉をつまらせるほど本当につらい出来事 競馬開催に対しいろんなコメントがありますが、競馬に生かされてる人馬がいることも事実だと思うので、人馬無事に開催していただき、ファンを楽しませてほしいと思います。

Cさん
Cさん

豊さんが人前で泣く姿って、お父様の邦彦さんが亡くなられた時くらいでしょうか。豊さんだけでなく、昨日の戸崎騎手や友道調教師、土日の競馬中継の司会者や解説陣の方でも泣いていた方いましたね。土曜日のBS11の中継に出演されている舩山陽司さんのコメントが印象的です。「絵にかいたような好青年でした」藤岡康太騎手って、まさにそのとおりの人だったと思います

Dさん
Dさん

お父様の邦彦さんが亡くなられた際に、豊さんは人前で涙を見せたと聞いた事がある。
この土日はどの競馬関係者も康太騎手の事を思いながら、競馬という過酷な勝負に向かっていた。
その分通常ならオフの月曜日、みんな思いが溢れてしまったのでしょうね…。
私も一競馬ファンとして、訃報を聞いてから今も沈痛な思いです。なかなか現実として受け止められませんでした。
藤岡康太騎手、心よりご冥福をお祈り致します。

コメント引用元:yahooニュース

藤岡康太

藤岡 康太(ふじおか こうた、1988年12月19日 – 2024年4月10日)は、日本中央競馬会(JRA)の元騎手である。

2007年に騎手免許を取得し、2007年3月3日に初騎乗レースで初勝利。JRA史上42人目となる初騎乗・初勝利を達成する。2009年には重賞およびGIレース初勝利を挙げ、2015年には通算300勝を達成した。2024年3月30日に通算800勝を達成した。2024年4月10日に後述の落馬事故により死去。35歳だった。

調教師の藤岡健一は父、騎手の藤岡佑介は兄にあたる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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