アマ中野麟太朗10アンダーで首位 史上8人目のアマチュアでの国内ツアー制覇へ 優勝は「近くにある」

「男子ゴルフ・東建ホームメイトカップ・第1日」(28日、東建多度CC名古屋=パー71)

 男子国内ツアー初戦が開幕。昨年の日本アマチュア選手権覇者の中野麟太朗(20)=早大=がボギーなしの1イーグル、8バーディーで大会コースレコードに並ぶ61をマークし首位に立った。3打差の2位に前田光史朗。さらに1打差の3位に桂川有人ら4人がつけた。昨年優勝の今平周吾は67で14位。蟬川泰果、石川遼は61位と出遅れた。

 中野は大会コースレコードに並ぶ61と記されたスコアシートを手に、笑みを隠せなかった。ボギーなしの1イーグル、8バーディーと圧巻の内容でトップに立ち、「何でもできそうな感じ。楽しかった」と充実感に浸った。4月から大学3年生となる若武者は、2~3月は春休みを利用してニュージーランドに渡り、英会話を学びながらゴルフに明け暮れる毎日を送った。史上8人目のアマチュアでの国内ツアー制覇へ「(優勝は)近くにある」と意気込んだ。