紅こうじ、1人が腎疾患で死亡 国、機能性食品全6千件を点検へ

小林製薬(大阪市)が製造販売した「紅こうじ」を使った機能性表示食品のサプリメントによる健康被害は26日、3年間摂取していた1人が腎疾患で死亡する事態に発展した。3年前からサプリを定期的に購入し、死亡する今年2月まで摂取を続けたとみられる。消費者庁によると2015年の機能性表示食品の制度開始後、メーカーが健康被害を公表して自主回収するのは初めて。国は届け出がある全ての機能性食品6千件超を緊急点検する方針を明らかにした。

 健康維持や増進に役立つことをうたいながら、摂取との因果関係が強く疑われる死亡事例が判明した。厚生労働省は食品衛生法上の対応が適切かどうかを確認するため、消費者庁と合同で同社担当者にヒアリングすると表明。林芳正官房長官は厚労、農林水産両省や消費者庁などによる連絡会議の開催を検討すると明らかにした。

 小林製薬は紅こうじの成分を含むサプリ8件に関し、機能性表示食品の届け出を撤回すると国に報告した。想定と異なるカビ由来の成分が原因の可能性があるが、特定できていない。

画像引用元:共同通信社

記事引用元:共同通信社

ネットの反応

Aさん
Aさん

サプリでアナフィラキシーを起こして運ばれたことがあります。サプリは規制がゆるく、名の通ったメーカーであれ不純物が入っていることだってあるから迂闊に手を出さないほうがいいとその時に言われました。摂取してる人も多く、もっとしっかりした規制が必要に思います。

Bさん
Bさん

この事件で、テレビ通販のサプリの売上は減るのでしょうね。
初被害ってことですが、被害として認識されないだけの健康被害はけっこう多いのでは。
皮膚炎になったとき、医師から全てのサプリを提出するように言われアレルギー検査を受けました。
また、間質性肺炎になったとき、医師から全てのサプリを辞めるよう指示されました。医師は、全てのサプリが問題というのではないが、安全性が担保せれていないもの、原材料が不審なものもあるためと言われました。
薬には副作用があり、サプリにも副作用のおそれがあるとも言われておました。

Cさん
Cさん

機能性表示食品ということで、少しは効能をうたえたけど、品質については医薬品とは比べ物にならないくらいなおざりな管理。
犠牲者が出ないと気づかない有様です。
しかもメーカーは発表を延ばして社内調査や対応策をながなが検討していたのでしょう。
これを一つの例として、消費者庁ではなく厚労省管轄での厳しい管理としてほしいものだな。
なにしろこで、厚労省にとっては体制強化と増員をする理由ができたじゃないか。
ついでに痩せるとかの過大な広告やら、老化が止まるように思わせたり、健康になる、肌がきれいになるなどと思わせる悪意ある広告を打つだまし食品やサプリ、美容製品を根絶して欲しいね。
本当に効果があるなら医薬品や医薬部外品の括りで販売許可を取ってるのが法律上の決まりですからね。
金儲けのために何も知らない国民たちを利用しないように、しっかり監視監督して欲しい。

コメント引用元:yahooニュース

小林製薬

小林製薬株式会社(こばやしせいやく、Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd.)は、大阪市中央区道修町4丁目に本社を置く、医薬品と衛生雑貨(トイレタリー)の企画・製造・販売をおこなう日本の企業である。みどり会の会員企業であり三和グループに属している。

創業者の小林忠兵衛が1886年(明治19年)に愛知県名古屋市で「小林盛大堂」を開き、雑貨・化粧品・洋酒の販売を始める。2年後には薬品卸部門を設立し、「タムシチンキ」「大効丸」「一日丸」などの薬品の販売を開始。1919年(大正8年)には、大阪に進出し、本社を設置した。

その後、1956年(昭和31年)に改組。後に「アンメルツ」「ブルーレット」「サワデー」「トイレその後に」「サラサーティ」「熱さまシート」「フェミニーナ」「アイボン」「消臭元」「ケシミン」「ナイシトール」などの製品を開発し、テレビCMの放映も相まって、ヒット商品となる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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