EU、ウクライナ向けG7支援枠組みで最大350億ユーロの拠出承認

欧州連合(EU)の特使らは10月9日、ロシア中央銀行の凍結資産を担保とする主要7カ国(G7)によるウクライナ向け支援枠組みで、EUとして最大350億ユーロ拠出することを承認した。昨年3月、ブリュッセルの欧州委員会本部で撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)
[ブリュッセル 9日 ロイター] – 欧州連合(EU)の特使らは9日、ロシア中央銀行の凍結資産を担保とする主要7カ国(G7)によるウクライナ向け支援枠組みで、EUとして最大350億ユーロ拠出することを承認した。EU理事会の声明で明らかになった。

6月のG7サミット(首脳会議)では、約500億ドルを12月末までに融資することでまとまった。ロシアが2022年2月にウクライナに侵攻した直後にロシア中銀のこれらの資産は凍結された。

資産の3分の2以上、約2100億ユーロはEU内にあり、そのほとんどはベルギーの決済機関ユーロクリアによって保有されている。

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