石破内閣の支持率51.6% 2001年小泉内閣以降、歴代内閣で発足直後の支持率が、2008年麻生内閣に次ぐ低さ 10月JNN世論調査

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先週発足した石破内閣の支持率が51.6%だったことが、最新のJNNの世論調査でわかりました。

先週1日に発足した石破内閣を支持できるという人は51.6%で、支持できないという人は43.5%でした。

JNNはこれまで調査に携帯電話を加えるなど調査方法を変更したため、一律に比較は出来ませんが、2001年の小泉内閣以降、歴代内閣の発足直後の支持率では、2008年の麻生内閣に次ぐ低い支持率でした。石破内閣を「支持する」と答えた人の中で、最も多い理由は「石破総理に期待できる」で35%、一方、「支持しない」と答えた人の中で最も多い理由は「自民党を中心にした内閣だから」で24%、次に多い理由は、「政策に期待ができない」で23%でした。

石破内閣の誕生で、旧統一教会問題や派閥の裏金事件などで失った政治の信頼回復につながると思うかどうか聞いたところ、72%の人が「思わない」と答えました。

政治資金収支報告書に不記載があったいわゆる裏金議員を自民党が次の衆議院選挙で公認することについて、75%が「理解できない」と答えました。自民党支持層に限っても、65%が「理解できない」と答えています。

石破総理が、総理就任前に、衆院選の時期を表明したことについては、「納得できる」が46%、「納得できない」が49%でほぼ拮抗しています。

次に、先月就任した立憲民主党の野田代表に期待するかどうか聞いたところ、「期待する」は43%、「期待しない」は48%でした。

次の衆院選挙後の望ましい政権のあり方については、▼「自民党を中心とした政権の継続をのぞむ」が49%、▼「自民党以外の政権に交代することをのぞむ」が37%でした。

次の衆院選の比例代表でどの政党に投票する予定か聞いたところ、1位は自民党で35.6%、2位は立憲民主党で18.8%、「わからない」と答えた人が17%でした。

各党の支持率はご覧の通りです。

【政党支持率】
自民 33.9%(2.9↑)  立憲 11.7%(6.4↑)
維新 3.9%(1.6↑)  公明 2.2%(0.2↓)
共産 2.0%(0.3↑)  国民 1.5%(0.3↑)
教育 0.0%(0.6↓)  れいわ 0.9%(0.4↓)
社民 0.4%(0.2↑)  参政 0.8%(0.3↑)
その他 0.8%(0.2↑) 支持なし 37.1%(11.5↓)

【調査方法】
JNNではコンピュータで無作為に数字を組み合わせ、固定電話と携帯電話両方をかけて行う「RDD方式」を採用しています。

10月5日(土)、6日(日)に全国18歳以上の男女2339人〔固定858人、携帯1481人〕に調査を行い、そのうち43.6%にあたる1019人から有効な回答を得ました。その内訳は固定電話502人、携帯517人でした。

インターネットによる調査は、「その分野に関心がある人」が多く回答する傾向があるため、調査結果には偏りが生じます。より「有権者の縮図」に近づけるためにもJNNでは電話による調査を実施しています。無作為に選んだ方々に対し、機械による自動音声で調査を行うのではなく、調査員が直接聞き取りを行っています。固定電話も年齢層が偏らないよう、お住まいの方から乱数で指定させて頂いたお一人を選んで、質問させて頂いています。

TBSテレビ

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