被害額1億3000万円 SNS型投資詐欺で道警が初検挙 著名人の名前で信用させ…中国籍の男逮捕

STVニュース北海道

北海道・滝川警察署は14日、SNS型投資詐欺で現金をだまし取ったとして中国籍の池建宋(チ ジエンソン)容疑者(41)を逮捕したと発表しました。

警察によりますと北海道の空知総合振興局管内に住む50代の女性が1月から4月にかけて、SNSの無料投資講座の広告にアクセスしたところ、楽天グループの三木谷浩史会長兼社長をかたる人物やそのアシスタントから連絡があり、香港の優良株を買うと高い利回りが得られるとして勧められました。

信じた女性は2月に、国際証券会社のスタッフを名乗って女性の自宅を訪れた池容疑者に、現金2000万円をわたし、だまし取れらたということです。

女性は19回にわたり、現金を銀行口座へ振り込んだり、数回手渡したりするなどして、合計1億3000万円をだまし取られました。

池容疑者は詐欺グループの受け子とみられていて、警察の調べに対し、「お金を受け取ったのは間違いない」と容疑を認めています。

池容疑者は5月22日、別のSNS型投資詐欺に関わった疑いで広島県警に逮捕されていました。

SNS型投資詐欺事件を巡る検挙は道警では初ということです。

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