ラガルドECB総裁は、2⽇のECB主催のフォーラムで、「(インフレ抑制を確信する)⼗分なデータの収集には時間がかかる」と、追加利下げを急がない考えを⽰しました。
ECBが、6⽉の理事会で4年9ヵ月ぶりとなる利下げを決定したあと、インフレが中⻑期的に落ち着くとの判断で、いつ追加利下げに踏み切るかが焦点となっています。
市場では、9⽉の追加利下げを織り込みつつあるなかで(図表4)、ラガルドECB総裁は、利下げ観測をけん制するのか、それとも利下げ時期についてシグナルを発するのか、注⽬されます。
東京海上アセットマネジメント
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