三重・伊勢自動車道で女性死亡…乗用車で単独事故後、車外に出て車3台にはねられる

読売新聞オンライン

14日午後10時半頃、三重県松阪市嬉野一志町の伊勢自動車道下り線の一志嬉野インターチェンジ(IC)出口近くで、乗用車が分離帯にあるクッションドラムに衝突した。運転していた40~50歳代くらいの女性は、事故後に道路上で通行中の3台の車にはねられ、全身を強く打って死亡した。

 県警高速隊によると、事故後に女性は車外に出て、中央分離帯を乗り越えて上り線を歩いていたところ、津市の会社員男性(47)の乗用車にはねられた。その後、再び分離帯を乗り越えて下り線に戻ったが、京都府長岡京市の会社員男性(41)の軽乗用車と四日市市の配管工男性(30)の乗用車に相次いではねられた。3人の男性にけがはなかった。同高速隊は女性の身元を調べるとともに、事故原因などを調べている。

 この事故で、同自動車道久居IC―一志嬉野IC間が約4時間にわたって上下線ともに通行止めとなった。

元記事を読む