2024年5月と6月にウクライナで殺害されたり負傷したりしたロシア軍兵士の1日あたりの平均損失は、本格的な侵攻開始以来最高レベルに急増した。
これは英国国防省によって報告された。
ロシアの5月と6月の1日当たりの平均損失(死者数と負傷者数)はそれぞれ1,262人と1,163人に達した。合計すると、ロシアは過去2か月間で7万人以上の兵士を失ったとみられる。
情報筋によると、損失の増加はハリコフ地域での激しい戦闘によるものだった。この間、ロシア軍は前線の残りの部分で以前の攻撃ペースを維持しようとしていた。
情報機関は「ロシアは引き続き大量の兵力でウクライナ軍の陣地を圧倒しようとしており、ロシアの死傷者数は今後2カ月間、1日平均1000人を超え続ける可能性が高い」と述べた。
ウクライナ軍は過去1日間で少なくとも1,030人のロシア兵を排除した。ロシアはまた48の砲兵システムと9両の戦車を失った。