敵地ホワイトソックス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地ホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発。24号ソロを含む4打数2安打2打点で、チームの4-3での勝利に貢献した。今季メジャー最低勝率のホワイトソックスだが、多くのファンが駆けつけているようだ。地元局は「オオタニ効果だ」と、ドジャースと10年7億ドル(約1014億円=当時)で契約した大谷の名前を上げている。
米イリノイ州地元局「NBCスポーツ・シカゴ」は「ホワイトソックスが水曜日、ドジャースとの3連戦最終戦で今季初のチケット完売」との見出しで記事を掲載。あす26日(同27日)のチケットが完売となったことを報じた。
記事では、米スポーツ専門局「ESPN」が報じた、ホワイトソックス本拠地の平均観客動員数1万6709人がメジャーで27番目であることを紹介。「水曜日のチケット完売は、残念ながら21勝60敗のホワイトソックスとはあまり関係がない」と自虐を込めた。ホワイトソックスは30球団最低の勝率.259だ。
完売の理由は、「観客たちは、リーグで最高であり、最も人気のある選手のショウヘイ・オオタニを見るために来るのだ」と説明。ドジャースがリーグ1位のホームとアウェイの観客動員数を誇ることを紹介していた。大谷はギャランティード・レイト・フィールドでは、キャリアで18試合に出場して7本塁打を放っており、得意の球場のひとつ。24号に続き、満員のスタンドに一発を打ち込めるだろうか。