韓国・ソウル近郊で24日午前、工場で火災があり、これまでに1人が亡くなっていましたが、工場内からあらたに20人以上が遺体で見つかりました。
24日午前、ソウル近郊・華城にある電池メーカーの工場で出火しました。この火事でこれまでに60代の男性1人の死亡が確認されていましたが、午後になり、火の勢いがおさまったことから消防などが工場内に入ったところ、中から20人以上が遺体で見つかったということです。
消防によりますと、工場の中で勤務していた関係者23人と連絡が取れていなく、遺体は安否不明だった方の可能性があるとみて、確認を急いでいます。
この火事をめぐり、尹錫悦大統領は消防当局に対し、「利用できる人員と装備を総動員して人命の捜索および救助に総力を尽くす」よう緊急の指示を出していました。