「1014億円の理由だ」 大谷翔平、開幕前に広がった光景に米衝撃「古巣に敬意がないわけでは…」

スプリングトレーニングで広がった衝撃の風景

米大リーグ・ドジャースの開幕戦まであと10日。20日に韓国でパドレスと開幕シリーズを迎える。大谷翔平、山本由伸両投手が加わり、このオフはグラウンド内外で多くの話題を振りまいてきた。新天地の様子や好調の打撃、結婚発表などがあったオフを振り返る。スプリングトレーニング初日には米ファンも「7億ドル(契約当時=約1014億円)の理由だ」と大谷の取材風景に衝撃。MLB公式が動画付きで伝えていた。

押し寄せたメディアの数に米衝撃

 2月9日(日本時間10日)に迎えたバッテリー組のスプリングトレーニング初日。今春最大の注目度を物語る光景が生まれた。囲み取材に登場した大谷に、大挙した日米メディアから一斉にマイク、レコーダー、カメラが大集合。おなじみの水原一平通訳と質問に答えた。

 MLB公式インスタグラムが動画を公開。米ファンからは「7億(ドル)の理由だ」「堂々としてる」「エンゼルスにリスペクトがないわけではないけど、彼はロサンゼルスの本物のチームに入る必要があったんだよ」と桁違いの数に驚きの声が上がっていた。

大谷が米国の少年ファンに与えた影響

 キャンプ初日には大谷を一目見ようと、多くのドジャースファンも訪れた。中には、日本語で書かれた手作りボードを掲げる少年の姿も。そこには「ようこそ、あなたのおかげで日本語を勉強し始めました」と日本語で書かれていた。大谷が国境を越えて次世代に与える影響が示された1枚だった。

 ドジャースとホワイトソックスが共用するキャンプ施設「キャメルバックランチ」の公式Xが画像を公開。X上の日本のファンを「こんな子供や大人がこれから増えていくのでしょうね 日本のファンが英語を勉強し直さないと…と思ったように」「大谷選手や山本選手がきっかけで日本語を勉強する人が増えたら嬉しいですね」と感激させていた。

カーショーが“大谷フィーバー”を歓迎するワケ

 2月8日(日本時間9日)、スプリングトレーニングの集合日には、通算210勝左腕のクレイトン・カーショー投手が、数多くの報道陣が集結する“大谷フィーバー”について言及。米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者はXで「正直言って、他の選手たちにとって良いことになるはずだ」とカーショーのコメントを伝えた。

 18年ア・リーグMVPのムーキー・ベッツ外野手、20年ナ・リーグMVPのフレディ・フリーマン内野手など、多くのスターを擁するドジャース。カーショーは「ムーキー、フレディ、彼ら自身もスーパースターだけど、注目は四六時中ショウヘイに行くことになる。これまで見てきたことを考えると、彼はそれに対処できると思うし、私たちのチームにとって良いことになるはずだ」と好影響を予想していた。

画像出典:Full-Count/荒川祐史
記事引用元:THEANSWER

ネットの反応

Aさん
Aさん

エンゼルスもワールドシリーズチャンピオンになったり一流選手を輩出しているけれど、やはりそれだけでは名門野球チームという地位は得られないのだと、大谷が加入したドジャースを見ると思いますね。

Bさん
Bさん

2018年、エンゼルスに年俸6000万円で移籍した時は『ずいぶん安く買い叩かれたもんだ。稼ぐチャンスを奪われたな』と感じましたが、今となって誤差に過ぎないですね。本当に素晴らしいです。

Cさん
Cさん

岩手が産んだユニコーン。100年先に語り継がれる伝記上の人物を今見れていることの貴重さをまだ実感出来ていない。

プロスポーツにおける契約金

プロスポーツの世界では、選手の所属が決まったときに、所属先の企業がその選手に対して通常の給料とは別に契約金を払う慣習がある場合がある。

契約金とドラフト制度
チーム間の戦力の均衡と契約金の高騰の抑制のためドラフト制度が採用される場合がある

本来、選手にはチーム選択の自由があるはずで、欧州各国のプロサッカーリーグではドラフト制度は採用されていない一方、各チームが自由に選手と契約できるとすると金銭的余裕のあるチームに戦力が偏在することになり、プロリーグ全体の人気低迷につながり、結果的に選手の不利益になるとの観点でドラフト制度を採用しているプロスポーツもあるドラフト制度は北米4大プロスポーツや日本のプロ野球で採用されている

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