有料広告を違法に掲載した罪と買収で 懲役1年6か月、執行猶予5年の有罪判決 公職選挙法違反

TBS記事から引用

木村弥生前江東区長に懲役1年6か月 執行猶予5年の有罪判決 東京・江東区長選めぐる有料広告の罪など 東京地裁

東京・江東区長選挙をめぐり有料広告を違法に掲載した罪などに問われている木村弥生前江東区長に対し、東京地裁はさきほど、懲役1年6か月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

前江東区長の木村弥生被告(58)は去年4月の区長選挙をめぐり、柿沢未途前法務副大臣とともに自分への投票を呼びかける有料広告を違法に掲載した罪や、元区議に100万円を渡して買収した罪に問われています。

これまでの裁判で木村被告は起訴内容を認めた上で、有料広告を掲載した経緯について「柿沢先生から提案された」と説明し、「あれだけ選挙に強いすべてを知っている柿沢先生がおっしゃったので違法だと思わなかった」と述べていました。

検察側は「自ら積極的に犯行に及んだ」などと指摘し、懲役1年6か月を求刑していて、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。

木村被告をめぐっては、柿沢前法務副大臣が公職選挙法違反の買収の罪などで有罪が確定したことを受けて、検察側が連座制の適用を求めて行政訴訟を起こし、東京高裁が先月、江東区長選への立候補を5年間禁止する判決を言い渡しています。

TBSテレビ

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