大谷翔平 今季4度目2戦連発17号に本拠大熱狂 6月男が復調気配 リーグトップ・オズナとついに1本差

初回、先制ソロを放つドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
初回、先制ソロを放つドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)Photo by スポニチ

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が12日(日本時間13日)、本拠でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で今季4度目の2戦連発とする17号本塁打を放ち、リーグトップを走るブレーブスのマルセル・オズナ外野手(33)に1本差に迫った。
 大谷のバットが初回から火を吹いた。右腕グレイにフルカウントと追い込まれたが、低めのスライダーをすくい上げると本塁打を確信したように打席で飛び上がった。打球速度105.2マイル(約169.3キロ)、26度の角度で上がった打球は、右中間の424フィート(約129.2メートル)地点で着弾。本拠ファンは大熱狂に包まれた。

 大谷は11日のレンジャーズ戦で6回に5試合ぶりの16号2ラン。昨季の世界一軍団から球団別最多の20本塁打目となる一発で、5発を含む14安打15得点の大勝劇に貢献した。また、四球で出塁した初回に二盗に成功。これでメジャー通算101盗塁とし、日本選手2位の松井稼頭央にあと1に迫った。

 6月は2021、2023年に月間MVPを獲得するなど試合前まで月別通算打率.325、44本と最も得意としてきたが、前カードのヤンキース3連戦は13打数2安打、ノーアーチとバットが湿り、月間打率も.206と低迷していた。それでも前日のレンジャーズ戦で5戦ぶりの一発に加えて3四死球で出塁し、大谷本人も「(本塁打以外の)その他の打席も良かった。継続したい」と好感触を口にしていた。

元記事を読む