ガザの人質、イスラエルは3分の1以上が死亡と判断

ガザの人質、イスラエルは3分の1以上が死亡と判断
 6月4日、イスラエル政府はパレスチナ自治区ガザに拘束されている人質の3分の1以上が死亡したとみている。政府の集計で明らかになった。写真はスクリーンに映し出された人質の写真。5月、テルアビブで撮影(2024年 ロイター/Marko Djurica)
[エルサレム 4日 ロイター] – イスラエル政府はパレスチナ自治区ガザに拘束されている人質の3分の1以上が死亡したとみている。政府の集計で4日明らかになった。

昨年10月7日のイスラム組織ハマスによる襲撃で約250人が拘束されたが、一部は11月の戦闘停止合意で解放され、何人かはイスラエル軍が奪還した。

政府の集計によると120人が拘束されたままで、うち43人は情報機関からの報告、監視カメラや目撃者の動画、法医学的分析など、さまざまな情報に基づいて死亡したと判断した。

一部の当局者は非公式に死者の数はもっと多い可能性があるとの見方を示した。

ハマスはイスラエル軍の空爆により人質が死亡したと主張している。イスラエルは全てのケースでその可能性を否定していないが、収容された人質の遺体の一部には処刑の痕が見られたと指摘している。

元記事を読む