経常収支は4000万ドルの赤字で、3月の11億ドルの黒字から赤字に転落した。
輸出は前年同月比5.8%増、輸入は同6.4%増だった。通関ベースの輸出額は前年比6.8%増。
民間消費は前月比1.6%増、民間投資は5.0%増だった。
中銀は今年の経済成長率は昨年の1.9%から2.6%に加速すると予想している。
第1・四半期の成長率は前年同期比1.5%で、前四半期の1.7%から減速した。
ピチャイ財務相は、経済成長率は3.5%程度が望ましいが、今年は2.5%にとどまると予想されるため刺激策が必要との認識を示した。
セター首相は景気支援のため中央銀行に利下げを求めているが、中銀は政策金利を過去10年余りで最も高い水準である2.50%に維持している。次回の会合は6月12日。