[東京 15日 ロイター] – 日本政府観光局(JNTO)が15日に発表した4月の訪⽇外国人客数は304万2900人(推計)で、前年同月⽐56.1%増、新型コロナ感染症が拡大する前の19年同月比では4.0%増となった。春の桜シーズンによる訪⽇需要の高まりに加え、東南アジアや中東地域を中心にイスラム教の断食明けに合わせて海外旅⾏需要が増加し、2カ月連続で300万人を突破した。
調査対象の23市場のうち、韓国、シンガポール、インド、米国などで4月として過去最高を記録したほか、フランス、イタリア、中東地域では単月過去最高を更新した。
4月までの累計は1160万1200人で、1000万人を超えた。