日テレ「花咲舞」登場の〝半沢直樹〟に賛否両論 キャストで劇団ひとりに白羽の矢が立った理由

「本家・半沢直樹」の堺雅人(左)と、「花咲舞版」を演じる劇団ひとり.jpg
「本家・半沢直樹」の堺雅人(左)と、「花咲舞版」を演じる劇団ひとり.jpg
東スポWEB

 女優の今田美桜(27)が主演する日本テレビ系「花咲舞が黙ってない」(土曜午後9時)11日放送の第5話で、半沢直樹役をタレントの劇団ひとり(47)が務めたことが賛否両論を呼んだ。劇団ひとりに白羽の矢が立った理由はというと――。

 堺雅人(50)が半沢を演じたTBS系「半沢直樹」は2013、20年に放送。「花咲舞――」「半沢直樹」両作は、作家の池井戸潤氏の原作だ。同名の原作小説「花咲舞――」では物語中盤から終盤にかけて半沢が登場するため、今回のドラマでも中盤から登場。だが、放送局が異なるため堺の起用は難しく、どの俳優が演じるかSNS上で予想合戦が繰り広げられた。

「花咲舞――」の小田玲奈プロデューサーは第5話放送前、複数のメディアで半沢役のキャスティングについて「堺雅人さんのイメージが付いている役だから、このキャスティングは大変でした」「ある時に急にひらめき、その方にお願いしたら、おもしろがって引き受けてくださいました」などと説明していた。

 フタを開けてみれば劇団ひとりで、SNS上では「大胆なキャスティング」「拍子抜け」などと賛否両論を呼んだ。

 なぜ、劇団ひとりだったのか。日テレ関係者の話。

「半沢は抜群の知名度のあるキャラクターなのでキャスティングは難航。複数の俳優が浮上したものの、制作サイドは断念したと聞きました。そんな中で、劇団ひとりさんに『ひらめき』でオファー。これまでフジテレビやTBSなど他局のドラマに出演し、日テレのドラマにほとんど出演していなかったので、思い切ったキャスティングでした」

 実は劇団ひとりはすでに半沢を演じていた。18年放送のテレビ東京系「ゴッドタン」で「半沢直樹」がパロディー化され、劇団ひとりが熱演。「半沢直樹」13年版の名ゼリフ「土下座してください」「やれー! 大和田!!」を披露していた。

「過去に劇団ひとりさんが半沢を熱演していたこともあり、『花咲舞――』のオファーにつながったと言われています」(前出関係者)

「花咲舞――」で劇団ひとりの半沢は今後も登場予定。どんな演技を披露するか。

元記事を読む