自転車違反に青切符、2年後実施へ改正法案 「ながら運転」など禁止

自転車による交通違反への反則金制度(青切符)の導入を柱とする道路交通法改正案が5日、閣議決定された。車が自転車を追い抜く際に安全な速度で走行する義務も新設される。改正案は今の通常国会に提出され、成立すれば2026年までに実施される。

反則金の額は原付きバイクと同等に
 改正案では、自転車の反則制度は16歳以上の人が対象となる。比較的軽微な112種類の違反が対象で、酒酔い運転や妨害運転など24種類は対象外だ。反則金の額は原付きバイクと同等にする方針という。

 実際の取り締まりは、警察官の指導警告に従わず違反行為を続けた時や悪質、危険な違反を対象にする。他の車両や歩行者によけさせるといった危険を生んだり、事故につながったりするようなケースだ。従来赤切符で取り締まっている違反の多くは青切符による処理に変わるとみられる。

 警察庁は公平な取り締まりを行うため、今後、具体的にどのような形態の行為を青切符の対象とするかや、指導警告の際の留意点など取り締まりの運用指針を定める方針だ。指針を基に各都道府県警がより具体的な基準を定め、取り締まりにあたるという。

引用元:朝日新聞デジタル

この記事を読んで気になることが一つある。

原付バイクと同じ反則金とのことだが、免許が必要ない自転車でどこまで周知できるのかだ。しかも免許が必要なものと同等の反則金。子供のころの薄い記憶しかない自転車のルール。今後どうなっていくか注目だ!