ロシアがフランスに警告、「ウクライナに派兵なら標的に」

[モスクワ 8日 ロイター] – ロシア外務省報道官は8日、フランスのマクロン大統領がウクライナに軍隊を派遣すれば、ロシア軍の正当な標的になると警告した。 マクロン氏は2月、ウクライナに地上部隊を派遣する可能性を将来的には排除しないと発言し、議論を巻き起こした。

ロシア外務省のザハロワ報道官は記者団に「マクロン自身がロシアにある種の『戦略的不確実性』を生じさせたいという欲望でこのレトリックを説明しているのが特徴的だ」とし

「われわれは彼を失望させなければならない。われわれにとって状況は確実性を増しているように見える」と述べた。

さらに「フランス軍が紛争地域に現れれば、ロシア軍の標的になることは避けられない。フランスはすでにその証拠を得ているようだ」とし、ウクライナでフランス人の死者が増えていると発言した。

引用元:REUTERS

画像:5月8日、ロシア外務省報道官は、フランスのマクロン大統領がウクライナに軍隊を派遣すれば、ロシア軍の正当な標的になると警告した。写真はザハロワ報道官。サンクトペテルブルクで2022年6月撮影(2024年 ロイター/Anton Vaganov)