大谷翔平、驚速ツーベースで初出場から“14試合12長打”の球団記録を更新 6試合連続安打でドジャースのリーグ10勝一番乗りに貢献

【MLB】ツインズ3-6ドジャース(4月9日・日本時間10日/ミネアポリス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、第2打席で打球速度114マイル(約183.5キロ)の強烈なツーベースを放つなど5打数1安打で6試合連続安打を記録。ドジャースは先発グラスノーが14奪三振の快投を披露してツインズに連勝。リーグ1番乗りとなる10勝でナ・リーグ 西地区首位をキープした。またドジャース初出場から14試合で12長打を記録した大谷は、1901年以降では最多となる球団記録を更新した。

 大谷は第1打席、ツインズ先発バーランドの前に見逃し三振。ど真ん中にきた甘い変化球に面食らったように手を出せず、悔しそうな表情を見せた。3回の第2打席は2球目を打つと、自身今季2番目の速さとなる打球速度114マイル(約183.5キロ)のツーベース。一二塁間をゴロで破った打球がそのままフェンスに達する、大谷ならではの驚愕の一打で6試合連続安打をマークした。

 5回の第3打席は初球を打ってレフトフライ。2死一、二塁のチャンスで回ってきた6回の第4打席は、2番手サンズのスプリットに手を出し三球三振に倒れた。

 8回2死満塁の場面で迎えた第5打席は、内角のカットボールに詰まらされてセカンドゴロ。この日は5打数1安打で、6試合連続安打としている。なお大谷の出場14試合で12長打は1901年以降で球団最多とのこと。

 試合はドジャースが4回に7番アウトマンの2戦連発となる3ランで先制。5回には4番スミスが3ランを放ち6-0とする。投げては先発グラスノーが5回まで1安打ピッチング。結局7回3安打14奪三振の好投で今季3勝目を挙げた。連勝のドジャースはこれでリーグ10勝一番乗りとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)