松山英樹、ハワイ2戦目は16位…2週連続優勝ならずも2イーグルで魅了 18番の第2打「すごくいいショットを打てた」と前向き

松山英樹(AP)
松山英樹(AP)(中日スポーツ)記事から引用
中日スポーツ

◇12日 米男子ゴルフ ソニー・オープン最終日(米ハワイ州、ワイアラエCC)

 【ホノルル(米ハワイ州)テッド・ムース】松山英樹(32)=レクサス=が66と伸ばして通算11アンダーにし、前日の29位から16位に上げて終えた。首位まで4打差だった平田憲聖(24)=エレコム=は69で、通算10アンダーの21位だった。68の久常涼(22)=SBSホールディングス=は、通算4アンダーの65位。ニック・テーラー(カナダ)が通算16アンダーで並んだニコ・エチャバリア(コロンビア)とのプレーオフを制し、ツアー通算5勝目を挙げた。

 2週連続優勝はならなかったが、松山が2イーグルで魅了した。最初のイーグルは9番パー5。残り232ヤードからピン右7メートルに2オンさせ、しっかり読み切って沈めた。さらに18番パー5でも、354ヤードのドライバーショットの後、残り実質182ヤードからピン手前4メートルに2オン成功。優勝した2022年大会の最終日を思わせる迫力満点の一撃で、パットを決めると周囲は大歓声となった。

 「(ショットは)どんどん悪くなってる状況」と言うが、18番の第2打には納得した様子。「すごくいいショットを打てた。それが兆しかな」と前向きな言葉が出た。これでハワイ2連戦を終え、米本土での闘いに入る。次週は欠場し、22日開幕のファーマーズインシュランス・オープン(カリフォルニア州)に出る予定だ。

 「また全然違うゴルフを求められると思う。そこに向けてしっかり調整したい」。目線は次の試合に向いていた。

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