大麻などの密売事件で当時17歳から24歳の男5人を検挙 大麻草計約70gなど押収

KSB瀬戸内海放送

 坂出警察署は、4月から7月までに大麻などの密売事件で中讃・西讃地域に住む当時17歳から24歳の5人を検挙し、一連の捜査を終結したと23日、発表しました。

 検挙したのは、善通寺市や観音寺市、宇多津町などに住む18歳の元少年(犯行当時は17歳)2人と、当時19歳から24歳までの男3人のあわせて5人です。

 このうち、密売人とみられる善通寺市のアルバイト従業員の元少年(当時17)は3月、路上に停めた車の中で大麻草12gなどを6万円で譲り渡したほか、納屋などに大麻草約3.4gとコカイン粉末0.9gを所持していた疑いが持たれています。
 また、宇多津町の会社員の男(24)は5月、自宅で大麻草67gを営利目的で所持していた疑いが持たれています。

 ほかの4人は4月から5月にかけて、車内などで大麻草や覚醒剤などを所持していた疑いです。

 警察は一連の捜査で、大麻草約70g、大麻リキッド約0.5g、コカイン約0.9g、覚せい剤を含む錠剤約2.6gを押収しました。

 5人は顔見知りで、警察ではSNSなどを通じて若年層が麻薬を売買しているケースが多いことから、取り締まりを強化するとしています。

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