ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア西部クルスク州で続く越境攻撃について、「緩衝地帯をつくるためだ」と初めて明言しました。
ゼレンスキー大統領は18日、6日から続くクルスクでの越境攻撃について、SNSに投稿したビデオメッセージの中で、「侵略者(ロシア)の領土に緩衝地帯を作ることがクルスク州での我々の作戦だ」と述べました。
ゼレンスキー大統領が、越境攻撃の目的について明言したのは今回が初めてです。
ウクライナは一連の越境攻撃で、要衝スジャを含む80以上の集落を制圧したとしています。
また、ウクライナ軍は18日、クルスク州で2つ目の橋を攻撃した映像を公開しました。
ウクライナ軍は16日にも橋の破壊を発表していて、補給路を攻撃することで、ロシア軍の動きを封じる狙いがあるとみられます。