裁判の調停などに関わる八代調停協会の元会長が、協会の金を着服した業務上横領の疑いで逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、八代調停協会の元会長の男(64)です。
警察によると男は、会長だった2022年4月から10月の間、協会名義の銀行口座の通帳と届出印を使い、現金158万円を引き出した疑いです。
協会内の会計監査で発覚し、協会は今年3月、告訴していました。
男は「金を着服し生活費に充てた」などと容疑を認めています。
調停協会は、裁判所の外に設置された任意の団体で、所属する調停委員は身近なトラブルなどの仲介をする非常勤の国家公務員です。