[モスクワ 23日 ロイター] – ロシアの首都モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長の事務所は23日、ウクライナでの戦闘に志願したモスクワ市民に初年度に支払う報酬額を合計520万ルーブル(5万9600ドル)に引き上げると発表した。
総支給額には190万ルーブル(2万1777ドル)の一時金のほか、国防省からの給与、地方および連邦政府からの給付金が含まれる。引き上げは即時実施されるという。
2024年第1・四半期の統計データに基づくと、今回の引き上げにより、ロシア契約軍人の年間給与はロシア人の平均名目賃金の5倍以上となる。
ロシア当局によると、年初来で約19万人が契約軍人としてウクライナ侵攻の戦闘に志願している。