兵庫県神戸市北区にあるゴルフ場の施設内にあるトイレにあった袋の中から生後間もない赤ちゃんの遺体が見つかりました。警察は死体遺棄の疑いで28歳の女を逮捕したと発表しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、大阪市平野区の無職・建原優香容疑者(28)です。
警察によりますと、建原容疑者は7月18日午後4時18分ごろ、神戸市北区にあるゴルフ場のトイレに男の赤ちゃんの遺体をビニール袋に入れて遺棄した疑いがもたれています。
この事件は、19日午後2時半ごろ、神戸市北区八多町にあるゴルフ場で、場内にある施設の清掃員の女性が女子トイレで不審な袋を発見、その後、連絡を受けた責任者が警察署へ通報し、現場に駆け付けた警察官が袋の中から生後間もない赤ちゃんの遺体を発見していたものです。
赤ちゃんの遺体に目立った外傷や腐敗などはなく、死後それほど時間が経っていないとみられるということです。
警察は何者かが赤ちゃんの遺体を遺棄した可能性があるとみて捜査していましたが、防犯カメラの捜査などから、建原容疑者が浮上し、20日に死体遺棄の疑いで逮捕しました。
警察の取り調べに対して、建原容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は事件の詳しい経緯を調べています。