[リホボスビーチ(米デラウェア州)/ワシントン 18日 ロイター] – バイデン米大統領は11月の大統領選からの撤退を求める声を真摯に受け止めており、複数の民主党関係者はバイデン氏による候補辞退は時間の問題と考えているという。事情に詳しい複数の関係筋が匿名で明らかにした。
関係筋の1人は、バイデン氏は自己を省みており、選挙戦からの撤退について「非常に真剣に検討している」と指摘した。
また民主党議員補佐官は、上院民主党トップのシューマー院内総務などが選挙戦撤退を進言したと報じられたことを受け、「バイデン氏が辞退するかどうかという問題ではなく、いつ辞退するかという問題のようだ」と述べた。
バイデン氏の盟友である民主党のクリス・クーンズ上院議員(デラウェア州)は18日、CNNに対し、感染したコロナからの回復に専念しているバイデン氏は「休養と熟考」の週末を過ごすだろうと語った。
また、バイデン氏は世論調査に関する情報を求め、信頼する人々の意見を真剣に検討しているという。クーンズ氏自身はバイデン氏が最適な候補者だと考えていると付け加えた。