電動ボード事故25%が飲酒 警視庁、広報啓発強化へ

警視庁が開いた、電動キックボードなどに関する交通啓発イベント=5月、東京都世田谷区
共同通信

 東京都内で1~5月、一定要件を満たし免許なしで乗れる電動キックボードを利用した人が、最も過失の重い「第1当事者」となった人身事故は56件あり、25%に当たる14件が飲酒運転だったことが12日、警視庁への取材で分かった。乗用車やバイクなどにおける割合は1%程度で、同庁は「突出して高い」として取り締まりや広報啓発を強化する。

 昨年7月施行の改正道交法で、最高時速20キロ以下などの要件を満たす電動ボードは「特定小型原動機付き自転車」に分類された。自転車とほぼ同様の交通ルールが適用されており、16歳以上なら免許は不要だ。

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