国民が支払った年金保険料の積立金について、2023年度の運用実績がおよそ45.4兆円の黒字となったことがわかりました。2001年の運用開始以来、最大の黒字額です。
公的年金の積立金の運用を行っているGPIFによりますと、2023年度の運用実績は収益率が22.67%のプラスとなり、45兆4153億円の黒字となりました。2001年の運用開始以来、最大の黒字額となりました。
2023年度末の運用資産の総額はおよそ246兆円となりました。
その理由についてGPIFは、国内と国外の株価の上昇と円安が寄与しているとしています。