■米男子ゴルフ アーノルドパーマー招待 3日目(日本時間10日、アメリカ・フロリダ州、7466ヤード・パー72)
先月のジェネシス招待で約2年ぶりのツアー優勝後、初の大会となる松山英樹(31、LEXUS)。3日目は3バーディー3ボギーの「72」で回り、トータル7アンダーの4位タイでホールアウトした。
この日は強風となったアーノルドパーマー招待、10番401ヤードのパー4ではR.マキロイ(34、イギリス)がティーショットを放つとフォローの風に乗ってグリーン手前に落ちると転がってグリーンオン。スーパーショットにギャラリーからは大歓声が上がった。
こんな強風の中、トップタイでスタートした松山は3番434ヤードのパー4、ティーショットを左の池に入れてしまう。3番でボギーとすると4番でもボギーとスコアを落としてしまい、前半は2ボギーで折り返した。
後半に入った11番438ヤードのパー4ではグリーン手前の花道から約32ヤードの距離をパターで約1mまで寄せてパーセーブ。リズムをつかむと13番382ヤードのパー4、2打目のアプローチをピンそば約20㎝に付けるスーパーショットで初バーディーを奪った。
16番・17番でも連続バーディーを奪い、強い風の中、3日目は3バーディー、3ボギーの「72」でまとめ、トータル7アンダーの4位タイ。順位は下げたが首位と2打差、最終日の大逆転に期待がかかる。
松山は「風が吹いて難しく感じましたし、ショットもアプローチもパットも自分のいいものがなかなか出せなかった」と振りかえったが「最後の3ホールで2つ伸ばしてオーバーパー打たずに回れたという事は明日に繋がると思いますし、2打差で最終日を迎えられるのも良かった」と話した。
優勝圏内の最終日は「風次第ですけど、ビッグスコアが出ることはないと思うので粘り強く頑張りたい」と2戦連続の逆転優勝を狙う。
引用元:TBS NEWS