大阪・関西万博に出展される人気アニメ「機動戦士ガンダム」をテーマにしたパビリオンに関西で初めて実物大のガンダム像が登場することが発表されました。
世界初となる片ひざをついた躍動感のあるポージングで来場者をお出迎えします。
また、パビリオンで働くスタッフも65人程度募集するということです。
■宇宙の港をイメージした外観
万博に出展される「ガンダム・ネクストフューチャー・パビリオン」。
外観は宇宙の港をイメージし、人類が生活する世界観を表現していて、未来社会の課題について考えるパビリオンになる予定です。
■関西初の実物大ガンダム像 横浜に展示のガンダムの資材を再利用
25日の会見で、バンダイナムコホールディングスは、このパビリオンに関西で初めて実物大のガンダムを登場させると発表しました。
片ひざをついて上空に向かって腕を伸ばす姿は、実物大ガンダム像としては、世界初のポーズとなります。
ことし3月に終了したイベント「ガンダムファクトリー横浜」で展示されていた動く実物大の「RX78F00」ガンダムの資材を装甲部分を頭部から足にいたるまで、一部変更を加えながらほぼ再活用するということです。
なお、万博に展示されるガンダムは動きません。
■「ガンダムを通して世界の人々とつながり、ともに未来について考えるきっかけの場に」と社長
チーフガンダムオフィサーの榊原博さんは会見で「今回は稼働は行いませんが、実物大ガンダム像を万博という機会を通して世界中の皆様に見て頂ければと思っています。ガンダムを通して世界中の人々とつながり、ともに未来について考えるきかっけの場となることを目指していますので、ぜひご期待ください」と語りました。