姫路城の外国人客の入場料「約4倍」の値上げを検討 城の補修やオーバーツーリズム対策に充てるため 

 世界遺産・姫路城の外国人観光客の入場料について、兵庫県姫路市の清元秀泰市長は、4倍程度の値上げを検討していることを明かしました。

 姫路市によりますと、清元市長は16日開かれた国際会議で、世界遺産・姫路城の外国人観光客の入場料について「値上げを考えている」と発言したということです。

 姫路城の入場料は現在、18歳以上は1000円、約7ドルですが、城の補修やオーバーツーリズム対策に充てるため、外国人観光客に限って、約4倍となる30ドル程度へ引き上げる案を検討しているとしています。

 外国人観光客
 (Q.値上げされても来ますか?)
「アメリカから来る飛行機代にいくら使ったか知っているでしょう?値上げされても入場料は払うよ」

 姫路城には昨年度、約45万人の外国人観光客が訪れていて、全体の入場者数の30%程度を占めています。

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