奈良県内のアパートで拳銃と実弾を隠し持っていたとして、山口組傘下組織の幹部らが17日、再逮捕されました。
切通大雅 記者
「逮捕された男らは、こちらの拳銃や実弾を、アパートの一室で隠し持っていたということです」
指定暴力団・山口組傘下組織の幹部・黒宮敦容疑者(53)ら2人は今年1月、奈良県斑鳩町のアパートの一室で、拳銃7丁と73発の実弾を隠し持っていた疑いがもたれています。警察によりますと、部屋からは拳銃や実弾のほか、覚醒剤や大麻などが見つかり、2人のほか、無職の女と客11人が覚醒剤取締法違反の疑いなどで検挙されています。
警察は黒宮容疑者らの認否を明らかにしていませんが、部屋が暴力団の「武器庫」や薬物密売の倉庫として使われていたとみて詳しく調べています。