17日午前、愛知県刈谷市の工場で「オレンジ色の煙が出ている」などと119番通報が相次ぎました。薬品が混ざり、煙が発生したとみられていています。
警察と消防によりますと、17日午前9時すぎ、刈谷市小垣江町にある「サーテックカリヤ」の大津崎工場で、「オレンジ色の煙が出ている」などと近隣住民からの通報が相次ぎました。
「硝酸」と「次亜リン酸ナトリウム」が混ざり、化学反応を起こして煙が発生したとみられていて、消防車など12台が出動し対応にあたっています。
これまでのところ、けが人はいないということです。
有害なガスが発生している可能性もあるということで、消防が付近の住民に風下には入らないように呼びかけています。
現場は、名鉄三河線・小垣江駅から南西に1キロメートルほどの工場地帯です。