ホーム国際 ECBのインフレ引き下げ、かなり進展=フィンランド中銀総裁 2024年6月11日 6月11日、 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁(写真)は、ECBの金融政策は物価上昇圧力を抑えることに成功しているとの認識を示した。ヘルシンキで2018年7月撮影(2024年 ロイター/Ints Kalnins) [ヘルシンキ 11日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は11日、ECBの金融政策は物価上昇圧力を抑えることに成功しているとの認識を示した。「木を見て森を見ることが重要だ。特に2023年9月以降インフレ率を目標まで引き下げることにかなりの進展があった」と声明で述べた。ECBは23年9月に最後の利上げを行った。レーン氏はそれ以降インフレ率は2.5%ポイント以上低下したと指摘した。インフレ低下ペースは「ここ数カ月でやや鈍化している」としながらも、向こう1年でECBの中期目標である2%に戻ると予想していると述べた。 元記事を読む