ロシア最新鋭戦闘機を初の攻撃成功、ウクライナ発表 ロシア領内

 6月9日、ウクライナ国防省情報総局(GUR)は、同国軍がロシア国内の基地でロシアの最新鋭戦闘機「スホイ57」を初めて攻撃したと発表した。写真はスホイ57の機体。2021年7月、ロシア・モスクワ近郊ジュコフスキーで撮影(2024年 ロイター/Tatyana Makeyeva)
[キーウ 9日 ロイター] – ウクライナ国防省情報総局(GUR)は9日、同国軍がロシア国内の基地でロシアの最新鋭戦闘機「スホイ57」を初めて攻撃したと発表した。
どのような手段で攻撃したかは明らかにしていないが、ロシアの著名軍事ブロガーはスホイ57がドローン(無人機)で攻撃されたと指摘している。
GURによると、ウクライナ軍は前線から589キロメートル離れたロシア南西部アストラハン州アフトゥビンスクの航空基地に駐機していたスホイ57を攻撃。攻撃前と攻撃後の衛星写真を公表し「(攻撃後の6月8日に)航空機の付近に爆弾でできた穴と焦げ跡がある」と説明した。
前出の軍事ブロガーによると、攻撃を受けた機体が修復不能と判断されれば、戦闘で失われた初のスホイ57になるという。

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