ウクライナ民間人死者、5月は174人 約1年ぶりの多さ=国連

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国連人権高等弁務官事務所によると、5月のウクライナ民間人の死者数は174人と、4月から31%急増し、2023年6月以来で最多となった。提供写真。ハリコフ州北部ボルチャンスクで2日撮影(2024年 ロイター/United Assault Brigade of the National Police of Ukraine)

[ジュネーブ 7日 ロイター] – 国連人権高等弁務官事務所によると、5月のウクライナ民間人の死者数は174人と、4月から31%急増し、2023年6月以来で最多となった。北東部ハリコフ周辺の人口密集地域でミサイルや爆弾による攻撃が増加したことが背景にある。
ロシアは5月に国境に接するハリコフ州への地上侵攻を開始。攻撃はここ数週間で激化している。5月25日には大型商業施設がロシア軍の誘導爆弾2発で攻撃され、少なくとも14人が死亡し、数十人が負傷した。 もっと見る
国連ウクライナ人権監視団を率いるダニエル・ベル氏は、ハリコフのショッピングセンターなどへの攻撃について、「日常的な行動でさえ、命の喪失につながりかねないという民間人の極めて脆弱な状況を浮き彫りにした」と述べた。
ロシアとウクライナはともに、軍事攻撃において民間人は標的にしていないと主張している。

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