【MLB】パイレーツ-ドジャース(6月5日・日本時間6日/ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席に5試合ぶりとなる今季15号2ランを放った。ここ7試合で打率.185と調子を落としていたが、昨季15本を放った得意とする6月で、今季待望の初アーチ。自身の日本人メジャー最多記録を更新する27球場目で復活の狼煙をあげた。新人怪物・スキーンズの100.1マイル(161キロ)を打ち砕くセンターバックスクリーンへの完璧な一撃だった。
大谷は先月29日(同30日)、メッツ戦で10試合46打席ぶりに14号2ランを放って今季自己ワーストを脱出するも、ここ7試合では牽制球直撃による太もも裏の打撲を抱えるなど27打数5安打1本塁打3打点2得点1盗塁10三振で打率.185と今ひとつ調子は振るわず。一時は首位打者を争っていた通算打率も.321まで落ち込んでいた。
昨日の試合は、3連勝をかけてエースのグラスノーが登板するも、5試合連続で援護点はなくチームも敗戦。しかし、大谷は8回の第4打席に豪速球左腕のチャップマンから技ありのセンター前ヒットを放つなど、自身はいい流れをつくってこの試合を迎えていた。
今季63試合目で飛び出した今季15号はシーズン38.6本ペース。大谷は昨季6月に15本のアーチを放って29打点を挙げるなど、打率.394で月間MVPにも輝くほど6月を大の得意としているだけに、5試合ぶりの一発が量産態勢のきっかけになることに期待したい。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)