中国軍、ライフルを背負ったロボット犬を披露

自動小銃を搭載したロボット犬のデモを見る中国軍とカンボジア軍の兵士=16日、カンボジア中部コンポンチュナン/Tang Chhin Sothy/AFP/Getty Images via CNN Newsource
自動小銃を搭載したロボット犬のデモを見る中国軍とカンボジア軍の兵士=16日、カンボジア中部コンポンチュナン/Tang Chhin Sothy/AFP/Getty Images via CNN Newsource

(CNN) 中国軍は先ごろ行ったカンボジアとの合同軍事演習「ゴールデンドラゴン2024」で、背中に自動小銃を搭載したロボット犬を披露した。

ある兵士は中国国営中央テレビ(CCTV)の映像の中で、ロボット犬は市街戦で人間に代わって偵察活動を行い、敵を特定して標的を攻撃する役割を担うと語っている。

軍事演習中に作成された2分間の動画では、ロボット犬が遠隔操作に従って歩いたり、跳ねたり、伏せたり、後ずさりしたりする様子も映っている。

ある演習では、目標とする建物に歩兵部隊を誘導している。

動画の後半では、6ローターの空中ドローン(無人機)の下部に搭載された自動小銃も映っており、中国の「さまざまなインテリジェント無人装備」が示されている。

小型空中ドローンに限らず、ロボット犬の軍事利用も目新しいものではない。昨年11月に中国で行われた合同軍事演習を取り上げた映像でもライフル銃を装備したロボット犬が紹介されている。

米空軍は2020年、人工知能(AI)と迅速なデータ分析によって米軍資産への脅威を検知し、対抗する先進戦闘管理システム(ABMS)の一環としてロボット犬を活用する方法を実演した。

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