大谷翔平 打球速度182.6キロの1塁強襲安打 内野ゴロで全力疾走も、ド軍は初の5連敗 今季初の同一カード3連敗

画像:TBSテレビ記事引用

■MLB レッズ 4ー1 ドジャース(日本時間27日、オハイオ州シンシナティ、グレートアメリカン・ボールパーク)

左ハムストリングを痛めているドジャースの大谷翔平(29)が27日(日本時間)、敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打で打率は336。2試合連続ヒットで首位打者をキープした。

前日26日(同)の試合後にドジャースのD.ロバーツ監督(51)は「(17日(同)の試合で)一塁にいた時に彼のハムストリングにボールが当たった。そこから始まったと思う。良かったのは張りではなく打撲のようなものだったこと」と大谷のハムストリングを痛めた原因を説明した。

前夜の試合終了後、約12時間後に始まったデーゲーム、“2番・DH”でスタメン出場すると1回の第1打席、レッズの先発はオープナーとなった左腕のB.スーター(34)。17日(同)に牽制球で左ハムストリングに送球を当てられた相手。1球目もスライダーを強振、ファーストのグラブを弾いたが、セカンドにカバーされてセカンドゴロに倒れた。走塁ではセカンドが送球体勢に入るまでに全力疾走を見せ、送球されるとベース手前でスピードを緩めた。

4回の第2打席はレッズ2人目、日本ハム・ソフトバンクで活躍したN.マルティネス(33)と対戦。カウント2-2からチェンジアップにタイミングが合わずにセカンドゴロ。ここでも1塁まで全力疾走を見せた。

5回裏終了時点で悪天候が予想され、一時中断。すると雷雨となり、約1時間15分の雨天中断となった。

中断終了後の6回、2死走者なしで迎えた第3打席、レッズ3人目C.スパイアーズ(26)と対戦。カウント2-1から低めのシンカーを見逃したがストライクの判定。そして、5球目、内角低めのスイーパーに空振り三振に倒れた。

0対4とリードされた9回の第4打席、カウント2-1からチェンジアップを完璧に捉えて、打球速度182.6キロの弾丸ライナー。ファースト正面もグラブを弾き、ファースト強襲のヒット。そして、3番・F.フリーマン(34)の打席で2塁に進んだが盗塁は記録されなかった。

大谷は4打数1安打で打率は.336。そして、首位打者争いをしている2位のM.ベッツ(31)も4打数1安打で打率は.335で大谷は首位打者をキープした。ドジャースは今季初の同一カード3連敗、さらに今季最長の5連敗となった。

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