【楽天】2試合合計で33―0の屈辱敗戦… 先発の荘司は1/35失点でKO

8回の攻撃を終え、投手交代を告げにベンチを出る今江敏晃監督(カメラ・渡辺 了文)
8回の攻撃を終え、投手交代を告げにベンチを出る今江敏晃監督(カメラ・渡辺 了文)(報知新聞社)

◆パ・リーグ ソフトバンク12―0楽天(22日・京セラドーム)

 楽天が前日21日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)での21失点に続き、12失点で大敗した。2日合わせての失点は33。2試合続けての最多失点は05年3月27日のロッテ戦(0●26)、28日のソフトバンク戦(1●6)での32失点。33失点は球団ワーストで、2戦連続2桁失点での完封負けはプロ野球史上3度目となった。

 先発の荘司が初回、山川に先制3ランを浴びるなど5失点で自己最速の1/3回でKO。「振り返る事もないですけど。自分の実力不足。それだけです」と言葉すくなだった。

 4回の攻撃直前には今江監督自ら「もう一回立ち向かって行こう。最後まで必死な姿で戦っていこう」などと円陣でげきを飛ばしたが4安打と沈黙。二塁すら踏めない結果となった。

 試合後には選手を集め「同じ負けとしても負け方が良くない。普通の負け方ではない」と指摘。「今まで粘り強く頑張ってきたことは忘れないでほしい。ゲームの勝ち負けは僕の責任。5月なので調子の悪い人は取り返せる」などと奮起をうながした。また荘司の今後については「1回さすがに抹消します」と2軍での調整を命じた。

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