サッカー日本代表の北朝鮮戦が予定通り平壌開催へ…AFC視察団派遣で確認 26日W杯予選

サッカー日本代表の26年北中米W杯アジア2次予選のアウェー北朝鮮戦について、アジア連盟(AFC)が26日に平壌で予定通り開催する方向で調整を進めていることが7日、分かった。

平壌開催を巡り、女子のパリ五輪アジア最終予選・北朝鮮―日本戦(2月24日)が平壌の会場が試合運営で不透明な点が多く、定期便の運航がないことなどから、試合3日前にサウジアラビアへ変更された。男子代表の試合が迫る今月上旬、AFCは平壌に視察団を派遣。会場候補の金日成競技場などを確認。課題をクリアできると判断した。日本協会の宮本恒靖専務理事(47)はこの日の理事会後、「まだ(正式決定の)連絡はない」としたが、関係者によると、平壌開催で準備を進めるよう指示する連絡が入ったという。

 森保ジャパンは21日に国立競技場で北朝鮮戦後、中国を経由してチャーター便で平壌入りし、敵地戦に臨む見通し。アジア杯こそ8強で敗れたが、昨年11月に始まった同予選は2連勝。北朝鮮に連勝すれば突破が決まる。日本が平壌に乗り込むのは11年アジア3次予選以来13年ぶり。当時は空港で入国審査と荷物検査で4時間足止めされ、金日成競技場では観客5万人の大声援や相手のラフプレーに苦戦。ザック・ジャパンが17戦目で初黒星を喫した。

 対戦成績は日本の8勝4分け7敗の一方、敵地では2分け2敗。女子のように試合直前で会場変更となる可能性はゼロではないが、過酷なアウェー戦に挑むことになりそうだ。

森保 一(もりやす はじめ、1968年8月23日 – )は、静岡県掛川市生まれ、長崎県長崎市出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者(JFA 公認S級コーチ)。現役時代のポジションはミッドフィールダー(MF)。元日本代表。現在はサッカー日本代表の監督を務める。

2022年 内閣総理大臣官邸

※サムネ画像は実際試合が行われる場所と関係ありません。