トイレでよく見るこれ→「結局なんなん?w」「え、すごい、知らなかった」メーカーに聞いた

こんなコメントとともに投稿された、トイレでよく見るシルバーの物体の写真がXで話題になりました。ポストした「あき(@aki_sawaka)」さんは、以前に気になって調べたので、この物体の正体を知っています。「論外とは言いすぎましたが、あった方が絶対良いと思うんですよね。綺麗なトイレが1番です」と話します。リプ欄には「これ結局なんなん?wwwwww」「たまに見るけどなんだろう⁈と思ってる…」などとコメントが寄せられていて、ほとんどの人が何なのか知らないようです。

 外出先のトイレでよく見るこちらの物体の正体は、「サニタイザーMK7」という名称で、トイレを使うたびに薬液でトイレを除菌・洗浄する製品。サニタイザーを製造・設置・メンテナンスをしている「日本カルミック」(東京都千代田区)に、設置の効果を聞きました。

「トイレは使用していると徐々に便器と排水管にニオイや尿石などが付着します。これを放置していると更なる悪臭と配管の詰まりが発生します。尿石はついてしまうと落とすのが大変です。サニタイザーMK7を設置することでニオイや尿石を予防でき、快適なトイレ環境を作ります。また、不特定多数の人が利用するトイレでは、跳ね返ってくる水によりウイルス等の二次感染を引き起こさないよう衛生管理の維持が必要になります。きちんとメンテナンスをしていることで設備の寿命も伸びますので、トイレを管理する側にとっても大きなメリットがあります」

 つまり、水を流すと、サニタイザーから洗浄剤と除菌剤がゆっくりと溶出されて便器表面を洗浄・脱臭し、小便器の下にある水がたまる部分(トラップ)にも薬剤がとどまり効果が持続する装置です。さらにトイレの排水管にも効果があるそうで、臭いと尿石の付着を防ぎ綺麗な状態が保てるのだとか。

 設置はショッピングモールやオフィス、医療施設、宿泊施設や学校などで、定期メンテナンスが必要になるため自宅設置は難しいそう。あらためて日本カルミックの製品を見てみると、サニタリーボックスの『サニッコ』、便座除菌クリーナーの『トイレットシートクリーナー』、ハンドソープなど、外出先で「見たことある!」製品がならんでいます。

 「男性トイレ掃除にはあるのとないのとじゃ雲泥の差の代物ですね。凄いぞサニタイザー!」「え、すごい、知らなかった」というコメントもありました。ほとんどの人が機能を知らなかったサニタイザーは、トイレの縁の下の力持ち的な存在だったのですね。

■日本カルミック
世界に誇れるトイレを目指して50年。 先進的な製品・技術とサービスにより、衛生的で快適な環境を創造する環境マネージメントする企業。ウォッシュルーム、厨房、オフィス空間の3つの分野で、清潔と安心と快適を届けている。

画像引用元:Xから(あき(@aki_sawaka))

記事引用元:まいどなニュース

ネットの反応

Aさん
Aさん

確かに言われてみれば、これトイレで見かけますが、何のためのものか知りませんでした。

衛生状態を良くするものなんですね。工夫して快適で衛生的なトイレ環境を作ってくれている人に感謝です。

Bさん
Bさん

喫煙してた頃は、ちょっと角度の付いた灰皿なのかと思ってましたw
どこでも喫煙出来た時代からありましたし、実際タバコを消した跡やら、
格子状の部分に、吸い殻が挟まってたのも見た事はありますね。

Cさん
Cさん

以前カルミックで巡回メンテナンスしてました。写真のものは古いタイプです。今ではシルバーの筒状のタイプや黒い四角タイプもありますね。全てにロゴがあります。トイレ掃除みたいにおじいちゃんからおばあちゃんではなく、20〜30代の方々が中心に巡回してます。1日に20000万歩くらい歩くことがあります。コロナになってかなりの需要がありました。夏場はクーラーがないとこでの作業ですから、汗だくでした。

コメント引用元:yahooニュース

日本カルミック株式会社

日本では1992年以来、共立製薬との合弁による「日本カルミック株式会社」(Nippon Calmic Ltd)を運営している。日本カルミック株式会社はイギリスのThe Wellcome Foundationと共立商事(共立製薬の前身)の合弁により1969年6月に設立され、オフィストイレ用のサニタイザーや芳香器のレンタルサービスなどにより知られていたが、1992年にレントキル・グループが同社の49%の株式を取得し、以降現在に至るまで、サニタイザーやサニタリーボックス(生理ボックス)のレンタル事業、環境衛生診断や、トイレ・厨房・オフィス空間向けの設備メンテナンス事業を行っている。

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