【米女子ゴルフ】渋野日向子、前日から一転の大乱調で予選落ち 「なすすべなしです」反省しきり

渋野日向子(本人インスタグラム)
中日スポーツ

◇10日 米女子ゴルフ コグニザント・ファウンダーズ・カップ第2日(米ニュージャージー州、アッパー・モントクレアCC)

 【クリフトン(米ニュージャージー州)テッド・ムース】畑岡奈紗(25)=アビームコンサルティング=が71で回り、通算4アンダーで6位に上がったが、首位までは9打差に広がった。8人出場している日本勢のうち、5人が決勝に進んだ。前日18位発進した渋野日向子(25)=サントリー=は79と崩れ、通算4オーバーで予選落ちした。ローズ・チャン(米国)とマデレーネ・サグストロム(スウェーデン)が、通算13アンダーでトップ。ツアー史上初の出場6戦連続優勝がかかるネリー・コルダ(米国)が、4打差3位に急浮上した。

 前日は日本勢最上位だった渋野は、一転して大乱調。スタートの10番でグリーンを狙ったショットを小川に落としてダブルボギー。続く11番も寄せ切れずにボギーにし、この2ホールで貯金を全部吐き出した。12番で1メートルにつけて反撃するかに思わせたが、好機はここだけ。最終9番も池に入れ、1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーのラウンドを終えた。

 「しょっぱなからミスしてしまって、最後まで何もできなかった。スタートからこけてしまって、マインドが変わってしまった。なすすべなしです」と、口から出るのは反省ばかり。気温が急激に下がって11度と、前日の半分ほどしかなく、違和感に対応できなかった。「力んでしまってというのは練習場からあったが、コースではもっとひどかった」。週末は調整にあて、次週に臨む。

引用元記事:中日新聞