危ない!一ゴロ全力疾走の大谷翔平 あわや一塁手と衝突 何とか交わして相手気遣う紳士的対応 右肘気にするそぶりも

 6回、一ゴロに倒れ一塁へ走るドジャース・大谷。中央は投手キング(提供・共同通信社)
6回、一ゴロに倒れ一塁へ走るドジャース・大谷。中央は投手キング(提供・共同通信社)((C)デイリースポーツ)

「パドレス2-1ドジャース」(10日、サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・DH」で先発出場し、六回の第3打席の一ゴロでヒヤリとする場面があった。

ややベースから離れた位置で捕球したパドレスのクロネンワースが走ってベースを踏みにいったが、俊足の大谷とあわや衝突しそうになった。

 右手でかばいながらなんとか交わして一塁を駆け抜けた大谷は、クロネンワースを気遣うように手をむけていた。

 大谷はベンチに戻りながら、右手を少し振り、肘を気にするようなそぶりをみせていた。それでも1点を追う、八回無死一塁の第4打席ではパドレス・松井裕樹から左中間を真っ二つに破る二塁打を放って好機を拡大。直後、フリーマンの犠飛で試合を振り出しに戻した。

 ただチームはパドレスにサヨナラ負けで連勝は7でストップ。5月初黒星を喫してしまった。それでも大谷は3試合ぶりの安打をマークするなど4打数2安打。再加速へ、大谷の活躍が期待される。

引用元記事:デイリー