みずほ銀行は3月、委託を受けて販売したインターネット専用の宝くじで、「1等200万円」の当せん本数を10本とすべきところ、誤って200本とするなどの設定ミスがあったと発表しました。
当せん本数の設定ミスがあったのは、みずほ銀行が委託を受けて販売するインターネット専用の宝くじ「クイックワン」のうち、3月1日から販売した分の一部です。
具体的には
▽「1等200万円」は10本が200本に
▽「2等10万円」は200本が2000本に
▽「6等200円」は40万本が10本に
誤って設定されていました。
この宝くじはネット上で購入すると、すぐに当せんがわかるしくみで、4日、購入者からの問い合わせで設定ミスに気付いたということで、原因は調査中としています。
販売は停止されましたが、それまでに1等の200万円の当せん本数は本来の10本を上回る27本出ていたということで、当せんした人には規定通り、当せん金が支払われるということです。
引用元:NHK WEB
1等200万円が17本多く、買った人はいつもより1等が当たりやすくチャンスだったといえそうです。200円が本来当たるはずの人は少なくなり批判は避けられないのかなと思います。
宝くじ(たからくじ)は、日本において当せん金付証票法に基づき発行される富くじである。
正式名称は「当せん金付証票」(とうせんきんつき しょうひょう)。なお、賞金付きの籤(くじ)を購入する賭博一般を指す普通名詞は「宝くじ」ではなく「富くじ」が正式。「当せん金」「抽せん会」などの「せん」の字は、漢字では「籤」(せん、くじ)と書く。「籤」が当用漢字に入れられなかったため、法令では「当せん」と書かれる。「当選」という表記は日本新聞協会が定めた「同音の漢字による書きかえ」によるものであり、国語審議会の「同音の漢字による書きかえ」には掲載されていない。
日本では古くは江戸時代などにおいて神社や寺の修復費用を集めるなどの目的で富籤(とみくじ)が発行されていた。また、日中戦争の戦費調達のために制定された臨時資金調整法に基づき「福券」や「勝札」が発行されたこともある。さらに同法に基づき1940年に発行された報国債券(10円券)には最高1万円の割増金が当たる番号がついており、公開抽選会が行われるなど実質宝くじとなっていた[1]。
現行の日本の宝くじは1948年に当せん金付証票法(昭和23年法律第144号)に基づき浮動購買力を吸収し、もって地方財政資金の調達に資することを目的とする為に運営されている。